懐かしい一冊、斉藤啓一「真実への旅」を読了して。。。
おはようございます。
今日はちょっとマニアックな話になりますが、少し前に「真実への旅」というなかなか面白い本を読んでいたんですが、
これは僕が学生時代に読んでいた「ファウスト博士の超人覚醒法」という本のリメイク版。
そう、当時「月刊ムー」によく登場していた斉藤啓一さんの本で、僕は彼の書いたものをきっかけに、G・I・グルジェフとか、クリシュナムルティの世界に出会ったんです。
まあ、この二人の名前を出しても、ほとんどの人が知らないでしょうね。
★グルジェフについて → http://homepage3.nifty.com/MRG/
★クリシュナムルティについて → http://www.geocities.jp/andreaskjp/jk/framepage4.htm
ある時期から彼らの言っていることの意味が、僕なりにわかるようになって、そこにほかの生命論や身体論が加味されることで、おおよそいま書いているような僕のワールドができていきました。
斎藤さんがどんな人なのか深く知らないままで来たんですが、こんなカタチで懐かしい「再会」ができたのは感無量かな。
Amazonでも同じようなレビューが目につきますね(全部5つ星というのはすごい!)。
「ムー」というとイロモノのイメージがありますが、一番勢いがあった(と思う)80〜90年前半くらいの頃は、
いい意味で玉石混交で、本当にキラッと光る記事がたくさんありましたね。
で、これは「真実への旅」に掲載されていた図の一つですが、メンタル体、アストラル体、エーテル体の関係性を理解するというのは、確かにとても重要なことです。
すべて科学で説明できるものではないですが、ある程度同定もできます。
まあ、食事によって最も影響を受けるのがエーテル体。これは肉体を覆っている「気」みたいなもので、
植物はこのエーテル体しか持っていないと言われています(たぶん、そうだったはず。笑)
つまり、植物を食べるということは肉体レベルの健康のみならず、エーテル体の健康を保つために不可欠なものなんですね。
栄養学で言うと、おそらくファイトケミカル(たとえばポリフェノールとか)のような、
「肉体の形成に不可欠ではないのに、摂取すると明らかに健康状態がアップする成分」というのは、
この定義づけからもわかるように、エーテル体への作用が関係しているんでしょうね。
で、このエーテル体が乱れてくると、それがアストラル体(感情)にも影響が及ぶ。
これは、動物性のものが増えると腸の働きが不安定になり、感情が乱れるという「腸と心の関係」をふまえるとよくわかります。なにしろ腸は、植物との相性がいいので。。。
アストラル体は、動物が手に入れた新しいエネルギーなので、セキツイ動物が獲得した消化管(腸)の働きが密接に関わりあっていると言えるんです。
で、最後に人間に特有の知性をつかさどっているのがメンタル体。これは言うまでもなく、脳の役割ですね。
ただ、下部にあるエーテル体、アストラル体の安定なしに、メンタル体ばかりに依存していると、
当然、この自我のトライアングルがアンバランスになり、俗にいう「頭でっかち」になります。
現代人は、おおよそこの「頭でっかち」という自我形成で、心身のバランスを崩してしまっています。
だから、ハラを据える必要があるんですね。そのために植物を主体とした食事が大きな意味を持ってくる。
動物は植物の生命をいただいて生きているという生物学的な事実(独立栄養と従属栄養)が、すごく重要な意味を持っていると実感できるようになってくるはずです。
というわけで、一見すると難しそうなスピリチュアリズムの世界も、それなりに同定していけば、十分に科学の世界の事実とも重ね合わせて理解できることがわかると思います。
まあ、ここに書いた内容自体、かなり説明不足というか、不親切なので、難しいと思われるかもしれませんが。。。。
とにかく、いまはかなりくだけてますが(?)、昔はもうちょっと難しい世界で遊んでいたんですね。笑。
繰り返しますが、なんだかとても懐かしかったです。
ヘンな内容ですみませんでした。
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