玄米を発芽させる理由、発芽させる方法について。。。
おはようございます。先日の「骨ストレッチダイエット編セミナー」のなかで話に出た「発芽玄米」についてですが、
いまひとつイメージしにくかった方のために、少し補足説明しておきます。
そもそも、なぜ発芽させることが必要なのか?
玄米は植物のタネ、つまり生命の源なので、容易に食べられないように籾でコーティングされ、
しかも「フィチン酸」という「毒」も含まれています。
籾を摂らないと食べられないのはもちろんですが、玄米というタネに含まれる栄養素を効率よく補給する場合、
それだけでなく、この毒を除くことが重要になってくるわけです。
ちょこっとだけ勉強しておきましょう。
というわけで、玄米を前の晩に水につけておいてから炊くようにすることが大事。
夏場なら一晩つけておけば1ミリ程度の芽が出てきます。
↓だいたいこれくらいの感じ。ほんのちょこっと先端が突き出るくらいで十分です。
もし芽が出ないという場合(すごく時間がかかるという場合)、その玄米の質があまり良くないのかもしれません。。
ちなみに、我が家では発芽玄米器を使っているので、冬場のような気温の低い時期でも同じサイクルで発芽させられます。
ネットの通販などでも取り扱いがあると思いますので、興味のある人はチェックしてみてください。
↓こちらは機器で発芽させた後。水洗いしてぬめりなどを取れば、そのまま炊飯に使えます。
一昼夜水につけるなんて面倒と思われるかもしれませんが、いったん習慣になってしまうと大した苦にはなりません。
しかも、栄養価が増し、玄米ご飯がより美味しくなるので、
ある程度続けていくと、これが自然に当たり前になってくると思います。
その他、玄米の選び方、炊き方。。。気をつけたいことはいくつかあります。
ごはんは一生食べていくものなので、一つ一つポイントを押さえて、自分の生活に取り入れていくことが得策ですね。
ご要望があれば、セミナーなどで実演してみてもいいんですけど。。。
よく自然食の店などでポソポソした硬い玄米ご飯が出てきますが、僕からすれば「なんで?」って感じです。
普通に「玄米モード」のある炊飯器ならば、普通に美味しく炊けますから。。。
(繰り返しますが、それでも美味しく炊けない場合、玄米そのものの質がいま一つだと思ってください)
それから、玄米食「主義」には決してならないこと! 笑
↓参考までに本の紹介。「腸脳力」でも解説していますよ!
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