「美しい体操が一番」〜体操ニッポンのエース、内村航平選手の言葉の背景にあるもの。。。
ロンドン五輪で金メダル獲得を期待されている体操ニッポンのエース、内村航平選手。
正直、体操にはあんまり興味はないんですが。。。でも、彼のこんなフレーズにはちょっと惹かれます。
「誰もやっていない構成だし、それを誰よりも美しくやれる自信があったから。
それを成功させたら、審判の心も動かせるかなと思ったんです。
美しい体操が一番だというのを認めて欲しいし、『体操が演技価値点だけではない』というのを、審判にもわかってほしいから」
こういう発想、感覚って、日本の体操界に特有のものだって、以前、あるNHKのアナウンサーを取材したときに聞いたことがあります。
(昔はテレビ関係の取材もしてたんです。笑)
究極の美しさを求めることが一番、その結果として「勝利」がついてくる。
日本人の感性、サムライ的な価値観と言ってもいいかもしれないですね。
要は、スポーツをしていても、スポーツをするだけじゃダメなんです。それだけでは納得できないもの、僕たちはそれを持っている。
でも、「それ」を追求していくには、圧倒的な強さを大前提として持っていないければ、ただの理想論、観念主義で終わってしまう。
圧倒的な強さは、「柔よく剛を制する」の感覚のなかでこそ、初めて発揮できると僕は思ってます。
力づくの向こうにある世界。。。かつて持っていたものを、少しずつ取り戻していきましょう。
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