[日記]オリンピックのフィナーレはポールの「ヘイ・ジュード」。。。ドラッグの隠語が散りばめられた名曲って知ってましたか?
おはようございます。暑い日が続きますね。
でも、いつも通り、朝の散歩に行ってきました。すがすがしくはない。。。ですが、悪くはないです。
公園で骨ストレッチを少し。いま、書籍のページ構成を一生懸命考えています。
散歩の前には、昨日、山梨の実家から届いたすももを一個、ガブリ。
先日、桃を送ってもらったばかりなのに、なんだか悪いなあと思いつつ。。。(お中元返しはしておきました。笑)
帰ってくると、オリンピックの入場式がまさにクライマックス。
最後はポール・マッカートニーの「ヘイ・ジュード」なんですね。
ビートルズと言えば、栗本慎一郎先生の「パンツを脱いだサル〜ヒトは、どうして生きていくのか」の第五章、「政治陰謀としてのビートルズ」を思い出します。
根っからのビートルズファンには嫌な話なんでしょうけど、栗本先生いわく「その神話(*ビートルズ神話)はほとんどのところ情報謀略のプロが全力を挙げて作り上げたもの」。
。。。まあ、確かにそうなんだろうなあと、大学時代にファンだった一人としても思います。
いわゆる、確証はないが「構造的には真実」ってやつですね。
たとえば、「Lucy In The Sky With Diamonds」の頭文字を取ると、LSDになることはわりとよく知られていますが、
ポールが歌っていた「ヘイ・ジュード」にも「ドラッグ中毒患者にはわかる隠語」があちこちにちりばめられているといいます。ちょっと面倒ですが、前出の本からいくつか引用しておきます。興味のある人は前出の本をチェックしてみてください。
ポールは、曲の中で「彼女を心の中に入れなさい」と歌う。この彼女とはドラッグのことを意味する。当時、ヘロイン等を打つ注射器は隠語で、「シルバーガール」すなわち「銀色の少女」と呼ばれていた。「彼女」とは、言うまでもなくこの銀色の少女のことである。(以下、略)
「恐れることはない」「彼女の皮膚の下に入れる瞬間に、君はもっとうまくやれるだろう」。「僕を沈ませないでくれ」という訴えが繰り返され、「クール」とか「寒気」というドラッグの禁断症状を表す言葉が頻出し。。。(以下略)
60年代末当時、音楽評論家たちが何をどう言っていたか私はまったく知らないが、「ヘイ・ジュード」に関して言えば、うっかりすればサブリミナルとは言えないくらい逸脱してはっきりしたドラッグへの駆り立てであった。
(中略)つまり、ビートルズは麻薬支援の政治的メッセージだったのである。
。。。こういう解釈を嫌がる人もたくさんいそうですが、まあ、陰謀論云々を持ち出すまでもなく、こういうことは当たり前に「ある」ことだと思ったうえで、明るく楽しく、オリンピックも観戦する。笑。
いいじゃないですか、いろんな意味で。それがひとつの「現実」であったとしても。。。
(でも、何のために? 麻薬支援することがなぜ政治的メッセージになるの? 。。。と思った人も、やっぱり栗本先生の本を読んだほうがいいかもしれません)
一つの価値観、世界観に呑まれてしまうのではなく、もっと多面的に現実を捉え、そのうえですべてをいったん肯定する。。。受け入れる。。。
僕は明るさというのは、物事のただ一面だけを見ていい気分になることではなく、いいことも悪いことも、きれいなこともきたないことも、この世のあらゆる事象をとりあえず自分のハラのうちに収め、そのうえでカラッと空を見上げられる。。。そんな「突き抜ける感覚」だと思っています。
ずいぶん話が脱線してしまいましたが、いま栗本先生の本も手掛けているので、自分のなかではシンクロしてたんですね。
さて、これからひと仕事して、お昼は久しぶりに外食でもしようかな。。。
- 作者: 栗本慎一郎
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