重力からの解放〜「骨休み」の本当の意味
こんばんは。しばらく忙しい毎日が続きましたが、来週の日曜から骨休みにハワイに行きます。そう、骨を休めるんです。
西原克成先生の言葉を借りるならば、それは重力の束縛から自分を解放させるということ。
そのもっとも身近なものは、要は「寝る」ということですが、ゆったりと休むこと、そして脳を働かせないこと。これも広い意味で骨休みの一つと言えます。
僕たちはしばしば、脳(頭)を働かせていないと物事が停滞すると思いがちですが、生理学的にはそれは適切と言えません。
なぜなら、思考にのみ偏った状態というのは、身体全体にとっては緊張そのもの。
緊張とは、文字通り、体が硬くなること。もちろん、それに付随して心も硬くなる。
さて、そんなガチガチに固まった状態で、そもそもまともな思考ができるのか? かえって思考が妨げられ、ゆがみ、大事なことを見落としてしまうことにもなりませんか?
ならば、思考を働かせないこと。そうすると体が働く。
感情のよどみが減っていき、腸の働きも安定する。
そうすると、思考もスムーズになる。
いや、それ以前に直観がキャッチしやすくなる。
空っぽにしておくことで入ってくる。何もしないでも、何かが進展していく。思いが行為につながる端緒になる。
そんなわけで、考えない練習、これはとても大事です。
考えない練習、どこかのベストセラーのタイトルと同じですが、これってコツ(骨)があります。
考えない練習=力を抜く練習、とらわれない練習。。。あと数日、いろんなことを準備して、仕事を一段落して、それでゆっくりコツをつかんできます。