心の欲するところに従って。。。
ちょっと気になって、孔子さんの有名な「論語」の一節を漢文で書き写してみました。
心の欲するところに従って 矩を超えず
「矩」は決まりとかルールとかそんな意味で考えればいいと思いますが、
それは社会のルールとかではなく、自然の法則、生物としての生き方の枠組みみたいなものを指していると言えます。
つまり、自由に生きても調和していて、心も体も元気、社会や生態系レベルでも大きく外れない。
うーん、なんだかスケール大きな話になってきますね。
でも、それが本来の「エコロジカル」というコトバの意味なんだと思います。
そんなことができるのか? 僕はできるだろうと思っています。
社会全体でできるかわかりませんが、少なくとも個人レベルでは追求できる生き方。
しかも、それはある程度ルール化して、人にも伝えられるもの。。。
生きていくのに我慢しちゃあだめです。自己犠牲で成り立っているものもよくない。
自己を解放するべきだけれど、それで調和も乱さない。。。
アタマで考えていると難しくなりますが、意識の焦点を「ハラ」に合わせれば、それはさほど難しいことじゃないと感じられるようになるはず。
この「感じられるようになる」ことが大事。
毎日の食事もこんな感覚で食べられるようになったら、ハッキリ言うと健康であるかとか、コンディショニングとか、吹き飛んでしまいます。
アタマで考える健康、アタマでひねり出したコンディショニングから、僕たちは早く抜け出さないとならないわけです。