９月21日の今日のひとこと - 生命科学情報室

台風が来ていますが、今度は本州を通り抜け、東北のほうに抜けていくみたいですね。今年は天災の年だと言いますが、これはまあ、変化は脳の外部からやってくる、ということなのかなと、少し難しい言い回しで感じたりします。

脳というのは隔離された島のようなもので、外の変化がつかみにくい、自分は世界の中心にいるかのように「感じて」いますが、じつは世界から孤立してしまっていて、どんなことが起こっているかがキャッチできない。

だから、脳の小さな動物のほうが敏感に動く。自然災害ともなると、地球の変化そのものに、こちらの都合はお構いなしに湧き上がってくる。でも、脳はそれをただの現象としてしかとらえられない。体のレベルでは変化を感じているのに、まだ「なぜ？」とつぶやく。

少しだけ生物に回帰しましょう。僕は自然のわかりやすい変化の前に、そんな声を聞きました。

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