遅ればせながら、お墓参りへ。。。
今日は妻の実家のお墓参りに行ってきました。東京郊外の山間、晴れていたこともありすがすがしい一日でした。
サイエンスライターらしからぬ(?)発言かもしれませんが、目に見えない存在、とりわけ血のつながったご先祖さまとつながることはとても大事なことです。
このつながるという感覚は、決して観念的なものではなく体感的なもの。それは取材をしている時に感じる、特有の嗅覚の延長上にあります。まあ、感性を研ぎ澄ますことで感じられる「何か」ということですね。
やや理屈っぽく説明すると、僕がいうハラの世界は、横軸の世界。それは目に見えるこの世界、つまり自然とつながっています。
そして、ヒトが直立歩行することによって手に入れたセンターの感覚は、縦軸の世界。これこそは、目に見えない天とつながった文字通りの一本のライン。
これは身体感覚を磨いていけば、ごくごく自然に身についてくる、とても平凡なこの世界の捉え方だと感じます。
この縦軸と横軸がクロスしたところに「わたし」は位置している。それをたえず確認することで、さほど誤らずに道を進んでいけるのではと思っています。
うーん、まあ難しいことを抜きにして、こんなふうに過ごす一日もなかなかいいものだなと思うわけです。