「腸脳力セミナー」の基本コンセプトをお知らせします!

いつも思うんですが、「自分の考えを持つ」ということは本当に大事なんでしょうか?

もちろん、物事に対する感想や意見というものはあります。しかし、それは固定化したものではありません。常に変化する、その意味では曖昧で、いい加減なもの。ただ、人によっては主義とか信念を持つことでそれを固定化させ、時にはそれを人に押し付けようとします。

ただ、こうした固定化とは違いますが、道理と呼ばれるものはあります。これは、捉え方に違いはあっても、根本的には変わらないもの、変わりようがないものです。

この変わらないもの、変わりようがないものを見出し、それを共有することで、初めて和が生まれます。その和はとりあえず協調しておこうという「なあなあ」なものではなく、「いろんな角度から考えても、やっぱりそうなるよね」という感じのもの。

そういう道理はこの世界に必ず存在するものですが、人は自分の意見(こだわり、囚われ、立場などと言い換えてもいい)を持っているため、なかなかその道理が見つけられない。しばしば、そんなものがあることすら忘れてただ議論にふけってしまう。場合によっては言い争いになる。

そんな議論は100年続けても意味はありません。それは頭の中で作られた狭い世界のなかでの、どっちが勝つか、どっちが上かの争いです。そうでないというのなら、互いの違いを認識するだけの作業でしかありません。

違いを認識することは大事ですが、もっと大事なのは、根底に同じものが存在することを互いに認識し、確認し合うことです。その同じものが道理と呼ばれるものであり、それはアタマではなくカラダ(ハラ)を通して感じられるもの、確認しあえるものです。

そういうもっと広い世界があることを知り、その世界へと一緒にこぎ出していきませんか? それが自然とつながる、自然を知るということの本当の意味です。自由な発想の源泉となるものです。

前置きが長くなりましたが、こうした道理を知り、自由な発想ができるようになるためのノウハウを、ヒトや生物のカラダの構造をひも解きながらお伝えするのが、これから展開していく「腸脳力セミナー」の基本コンセプトになります。

いま、28日のセミナーを前に、それぞれの回のカリキュラムを構築しています。カリキュラムは用意しますが、基本的にどの回から参加しても構いません(毎回の参加が一番望ましいですが。。)。興味のある方はお問い合わせください。



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