3月31日の今日のひとこと〜道徳の創造(by 大杉栄)
明日から4月ですね。外は急に雨が降り出し、なにやら不思議な天気。。。4月からはセミナーも始まり、これまで忙しすぎて手が付けられなかったいくつかのプロジェクトも、少しずつ進めていきます。
いま、僕のまわりには風が吹き始めています。その風は僕の耳もとで、いつもきまって「正直に生きなさい」と言います。
人に命令されて素直に「ハイ」と言えるのは、この風の言葉くらいです。
自分を信じる、他の何物をも気にせず、ただ自分の感覚を信じて、自分の足で生きていくということは、これ以上ないほどすばらしい「ヒトの道」だと思います。
ヒトの道を一緒に進んでいける人たちと、これまでになかった世界を創造していきたいと思います。
「社会のある少数者の間に、その道徳観念が全く変わってしまう時代がある。
……かつては最も道徳的であるとせられていた事が、こんどは反対に、最も不道徳なことであるとせられてくる。
……けれども史家の教えるところによれば、この危険なる時代においてこの危険なる人物によって、歴史は常に向上の一転化をするのだという。
道徳を創造するんだ。
幸いにこの種の時代に生れて、この種の人物の一人に数えられる。
誠に千載の一隅である。」
(1913年・大杉栄)
さて、雨の中、ちょっと外の空気をかぎにいきましょう。。
★セミナー情報 http://seimei-kagaku.info/archives/1949